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2007年9月12日 (水)

見掛け倒しの舛添厚労相 残業代ゼロ法案、名称を変えても中身はゼロ法案

昨年の暮れ、日本経団連など財界からの要望を受け厚労省は、事務系社員を現行の労働基準法に基づく労働時間規制から除外し、残業の概念をなくす、いわゆるサービス残業を合法化し、賃金の上昇抑制を目的にした、「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション」制度の導入を盛り込んだ、労働基準法改正案の国会提出を目指していた。

しかし連合、全労協、全労連など労働界から強い反発を受け、政府も参院選を前に法案提出は得策でないと、見送られ棚上げ状態になっていた。

参院選がおわり、舛添厚労相はこの労働基準法改正案の国会提出の考えを示した。
舛添厚労相は、「横文字を使うからマスコミに残業代ゼロ法案と書かれ、一発で終わり。「パパ早く帰ろう法案」とか「バカな課長の下で仕事するのはやめよう法案」と名称を変更するなら通る」と事務方に指示。「ホワイトカラー・エグゼンブション」を「家庭だんらん法案」と改名し国会提出を検討すると言う。

これで労働界や国民が納得するとはとても思えないのだ。

経済界が理想としている米国版「ホワイトカラー・エグゼンブション」は、ブッシュ政権で導入要件が緩められ、労働者の猛反発を受け、民主党は大統領選に勝利するなら、制度の見直しをすると言っている。日本経団連は何としても人件費を抑制し、企業の世界での競争力強化に繋げたいようだ。

労働基準法は本来労働者の立場を守る為の法なのでは。厚労省は企業の立場で法を改正しようとしている。労働者がそれぞれの生活ニーズに合わせ、労働時間を選べるとか、育児や介護など生活に合わせ、メリハリのある働き方を可能にすると言っているのだが??働く時間は自由だけれど、いくら働いても評価に基づいた賃金以上は支払いませんよということのようだ。

舛添厚労相は政治家と言うより、政治評論家タイプの国会議員のようだ。歯切れの良い物言いは国民受けは良いようだが、厚労相としての実務はどうなのだろうか。年金問題はだいじょうぶなのか不安になる。

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