安倍政権誕生からあとが絶たない、「政治とカネ」の問題。参院選惨敗後、反省にたって内閣改造を行ったと安倍首相は言っていた。
けれど、新内閣がスタートした直後、遠藤農相の補助金不正受給問題、坂本外務政務官、玉沢元農相の政治活動費の領収書の日付改ざんによる多重計上問題で辞任と、玉沢氏の自民党離党。、そして小林温参議員の選挙違反での議員辞職と、閣僚、自民党議員の不正が続く。
これで出尽したのかと思いきや新たに、鴨下一郎環境相の不明朗な政治資金問題が5日明らかになった。さらに上川陽子少子化担当相も同日、貸付金の記載漏れがあったとして訂正し、補充報告書を提出したという。
そしてさらに、遠藤農相辞任後農相に就いた若林氏の関連政治団体の代表に、農水省所管の社団法人「全国遊漁船業協会」の会長を務めいる佐竹氏(元水産庁長官)が就任していて、若林氏の政治団体に献金していたことが取り沙汰されている。
鴨下環境相の問題で、安倍首相は「大臣は記載ミスと説明した。私は説明を聞いて誤記、まあ、記載ミスだったんだろうと思った」と、そして与謝野馨官房長官は「作成者が取り違えたか、誤記や錯覚という人間にありがちなミス」と言って、鴨下環境相の辞任は必要ないと擁護している。
この問題は自殺した松岡前農相、その後任の赤城前農相と相次いだ不明瞭な政治資金の問題で安倍首相が擁護したのと同じ論理で安倍内閣は押し通そうとしている。これでは国民は納得しないでしょう。
鴨下氏は政治資金収支報告書に記載されている、96年の借入金1000万円は200万円の間違いで、記載ミスだったと釈明している、そして訂正すると言っている。
常識的に考えて200万円を1000万円と間違えるだろうか。額が違いすぎるのである。
しかもこれは05年度の話である。今それを指摘され、それは間違いでした、早速訂正しますでは、わかりましたと言うわけにはいかないでしょう。
昨日作成した書類にミスがありましたので訂正して出しなおしますと言うのとは意味が違う。
2年も前の事、記載ミスがありましたでは一般の社会では通用しないでしょう。政治資金収支報告書は毎年提出するものなのでは。
鴨下氏の釈明を聞き、安倍首相、与謝野官房長官の問題無しとする感覚が理解できない。参院選で惨敗したことが頭にないようです。
上川陽子少子化担当相は、00年分の資産等報告書について約968万円、04年分で約1118万円、05年分で約798万円の貸付金の記載漏れがあったので、訂正を届け出たことを明らかにした。
鴨下氏にしろ、上川氏にしろ、2年以上経過している問題に、記載ミスや記載洩れがあったので訂正しますでは、「政治とカネ」の問題は何でもありと言う事なのでは。
鴨下氏に至っては記載ミスは、虚偽の収支報告書を提出しているわけで、これは政治資金規正法違反と言うことになるのでは。簡単に記載間違いでしたと言えることではないでしょう。
若林農相の政治団体への、農水省所管の社団法人の会長からの献金問題、若林農相は個人献金であることを強調し、問題ないと釈明しているが。もしそうであるなら紛らわしい法人からの献金は受けるべきではないでしょう。
安倍首相は「政治とカネ」の問題は、透明性を高めなければならないといっているのだが、言っている事とやる事がチグハグに見えるのは私だけなのだろうか。
安倍首相、ここは民主党に政権を譲ることが傷口を広げない唯一の方法なのでは。
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